営業職ワーママ、子供の急な病欠の対策3選

子育てしながら働いていると必ず「保育園からの呼び出し」があります。

私は17年銀行で働いていました。そのうち半分以上は子供を育てながら働くワーママでした。
もちろん、アポイントが入っている日に急な呼び出しやお休みなんてことは多々ありました。

全店でも営業実績最下位当たりにいた年もありましたが、その後、2度優秀店として表彰された経験もあります。
どちらも同じ店舗でのお話です。(人員異動で働いている人は少し変わりましたが)

そんな事を経験した私が、子育てをしながら毎日頑張って働いているママの参考になればと思い、解説させていただきます。

大事なことは3つです。

・職場の人との関係をよくしておく
・自分だけのお客様を作らない
・スムーズの引き継ぎができるよう情報整理とスケジュールの記入

目次

職場の人との関係をよくしておく

まず、第一に職場の人との人間関係です。

今後出てくる色々な項目よりこれが最重要です。
自分が休んで迷惑をかけるリスクがあります。

また、一緒に職場で働く同僚はその代役をしてもらう可能性があります。

ですから、誰であろうと職場の人とは関係をよくしておくことが大切です。

ではどのようにして関係を作ると良いでしょうか?

よく話をする

同じ業務をしている後輩には特に色々な話をしていました
どんなつまらないことでも話をしていました。プライベートなことから仕事のことまで、何でも話をしていました。

基本的にはなるべくこちらの一方的な話ではなく、相手の話を聞くようにしましょう。
ただ、あまり喋ってくれない場合は自分のことを先に話し、「あなたはどう?」と問いかけてみると良いでしょう。

雑用も一緒にする


自分の業務に係る申込書の整理などの雑用は一緒にしていました。

本来は後輩に任せれば良い仕事です。ただ、後輩も自分のお客様がいますし、決して暇ではありません。
後輩任せにしないようにし、自分も一緒に作業すると、作業時間も話ができます

自分から声をかけたり動いたりするようにしましょう。

情報の共有

業務を引き継ぐ上で欠かせないことは情報の共有です。
共有に関しての心構えを解説します。

自分だけのお客様を作らない

営業職をしている人の中にお客様に対して「私のお客様」と言う人がいます。

これは大きな間違いです。
お客様は会社に対してのお客様であって、自分は担当でしかありません。
ですから、お客様の些細な情報でも担当が情報の独り占めをすることは決してあってはいけません

自分にしかできない仕事に誇りを持っている方もいらっしゃいますが、そんなことはあってはなりません。
もし、自分自身に何かあった時は誰が引き継ぐのか?引き継ぐ方からするとやりたくない仕事です。

子育てママであれば、他の社員と比べると休むリスクはどうしても高くなります。

情報の独り占めをすることで、他の社員に対応をお願いする場合にスムーズに引き継ぎができないこともあります。
些細なことからトラブルやクレームにつながるケースもあります

お客様の情報を入力できるものなどあれば、極力全て記入するようにしておきましょう。

また、代務をしてくれる社員には日頃からお客様の情報共有はしておいた方が良いでしょう。

顧客ファイルの整理

自分が担当しているお客様はどのように管理していますか?

当時私がしていた顧客リストの管理方法とスケジュールの共有について解説します。

顧客リスト整備

当時私は顧客リストを紙で印刷してファイリングしていました。

お客様の中には、よくご来店いただくお客様もいらっしゃれば、1年くらいお会いできていないお客様もさまざまです。

しかし、ファイルの並べる順番は必ず50音順です。
なぜなら検索する時に誰でも簡単に検索ができるからです。

来店の頻度が多い順だと、担当は「このお客様はよくご来店いただく」という感覚でも代務者からする、普段から他の担当のお客様まで見る余裕はありません。

結果、感覚のズレが生じ、検索に時間がかかってしまうとクレームの原因になりかねませんので注意が必要です。

スケジュール管理

スケジュール管理については、職場に常に置いている仕事用の手帳があります。

その手帳に①アポイントの時間、②お客様番号、③お名前、④訪問か来店

私の手帳は他の人の手帳と違ったところは必ずお客様番号を記入していたことです。
銀行はたくさんのお客様がいらっしゃいます。同姓同名の方もいらっしゃいます。

名前からお客様の情報を検索すると別のお客様を検索してしまうこともあります。
場合によっては情報漏洩につながる可能性もあります。

そのような事故を防止するためにも、どんなに知ったお客様でも記入していました。

スケジュールの共有は特にやましいものはないので私の仕事用の手帳を直接見てもらっていました
もう1冊手帳を買って、共有用の手帳として使っていると言っていた方もいらっしゃいました。

退職前くらいになると新しいシステムが入った関係でオンライン上で予定を共有できるようになりました。
しかし、システムトラブルもあり、アナログの手帳との併用はしていました。

問題は手帳に書いた予定をシステムに入力したかどうかわからなくなることがありました。

最終的には、まず手帳に予定を記入する。
その後、システム入力をする。入力が完了したものは手帳にマーカーでラインを引くというルールでしていました。

システムがあると手帳を開かずとも、アポイントの予定が共有できるようになりました。

もちろん、この予定を入力する際もお客様番号は忘れずに入力していました。

番外編

営業職を長くしていると、優先的に優良顧客の担当になることがありました。

しかし、実際仕事で働く時間は後輩の方が長く、対応力はどうしても劣ってしまいます。
私は遠慮なく、優良顧客を後輩に渡していました

もちろん、後輩の方が成績は良くなります。でも、その方が店全体のパフォーマンスが良くなりますし、業績も良くなります。

自分がやらねば!!という気持ちも大事ですが、一番大事なことはお客様に満足してもらうことです。
後輩のスキルを考えながら、任せることもしていきましょう

まとめ

子供が産まれた途端、女性の働き方は変わります
今までと同じようにはなかなか働けません。時間を意識し効率化も考えなければなりません。

お客様の満足度が営業の結果につながり、自分の給与や評価につながります
子育てしながら働くことは色々な葛藤がありますが、自分なりに工夫することと職場の方が気持ちよく代務をしてもらえるよう、日頃から努力していきましょう!

仕事の代務はいますが、子供にとってのママの代務はいませんから

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この記事を書いた人

大学卒業後、17年勤務した元銀行員。
入社2年目からお客様の資産運用担当を任され、多くのお客様に家計管理について話してきた。

システム手帳との出会いは小学生。
バインダーと白紙のリフィルを買ってもらい、自分なりにアレンジして使い始めたことがきっかけ。
スマートフォンの普及もあり一時使っていない期間もあったが、M6・バイブル・コンパクト・A6・A5サイズの手帳を保有する愛好家。

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